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編笠山から小淵沢駅へ

2022年10月1-2日  M単独

小淵沢駅9:00=観音平9:22~12:13青年小屋13:10~14:26権現岳1500~16:00青年小屋

青年小屋7:00~8:00編笠山~10:30観音平~12:00延命の湯

八ヶ岳から麓に続くユッタリした稜線を見るたび、頂上から駅まで歩きとおしたいとの思いが

募っていた。

今年から北杜市がマウンテンタクシーなるものを始め、単独行者には便利になった。

あずさ1号に接続しており1500円で観音平まで運んでくれる。

久し振りの快晴となった土曜日、駐車場から溢れた車の路駐がすごい。

明るい樹林帯の中の道が続く、二ヶ月振りのテントだが快調に歩ける。

青年小屋裏のテン場に着き、設営後乙女の水を汲みに行く。

いつ飲んでも、ここの水は冷たくて美味しい。

幕営料は800円、白馬の3000円はなんだったのか、登山者に優しい山が残りますよう。

サブザックで権現岳へ、ギボシの登りは鎖の連続になるが、三ッ頭からの単調なルートに比べるとはるかに面白い。

頂上から眼前に聳える赤岳を見ていると、キレット小屋まで行っておきたかったと思うが、白馬でのテイタラクを思うと、今日はまだトレーニング中と諦める。

早々にテン場に戻り、担ぎ上げた500mlを2本、この時間が至福の時。

よく晴れた為か冷え込み、夜中にシュラフカバーを引っ張り出す。

翌日は下りのみでユックリと出発するが、大岩の上を行くルートは渋滞して時間がかかる、こちらも大きなザックでの登りは、バランス感覚の鈍ったことを痛感させられる。

360°の展望を楽しんだ後は、駅を目指して歩き始める。

観音平からの道は思ったよりシッカリしており、以前はよく歩かれたのだろう。

防火帯の切り開きに出ると、両側に落葉松が続き、真ん中の空高く、北岳が聳えている。

秋の落葉松が色づく時、どんな世界が見られるのだろう。

足元にはヤマラッキョやリンドウが咲いている、誰もいない静かな世界、蹄の後が残っているからお馬さんの散歩道かな。

延命ノ湯に着くと、1日に2本しかない小淵沢駅へ行くバスが1時間後に有るではないか。

こんなものを見てしまうと、風呂上がりに30分以上も歩いて駅へなんて、あり得ない。

かくして、長い間温めてきた夢は簡単に消え失せることとなった。








 
 
 

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