奥武蔵/越生ゆずの里 大高取山(376m)
- kitatetu
- 12月16日
- 読了時間: 3分
日 時 2025年12月12日(金) 晴れ
場 所 奥武蔵 大高取山
メンバーL Sr Tk Im Tm Kn Ut
行 程
越生駅8:40~越生神社(登山口)9:00~高取山9:10~西山高取9:35/9:40~根っこ山9:55~大高取山10:15/10:35~幕岩展望台10:50/11:00~だいこうじ跡11:50/12:05~桂木観音12:25/13:05~ゆず農園~桂木峠13:10~一本杉山入口13:17~名公山~一本杉山13:35~ゆず霊園下お地蔵さま14:05~毛呂駅14:45
低山でも展望が良いというSrさん推しの奥武蔵の山に行ってきた。越生駅を起点に毛呂駅までの数あるハイキングコースの中から選りすぐったルートは見どころ満載だった。
前夜からの強い風が当日も続く予報だったので寒さ対策をして家を出る。越生駅で集合したが、Snさんが不参加で6人のパーティーになった。Tmさんは最近入会されたばかりなので、先ずは皆で自己紹介をしてから出発する。

駅から西方向の登山口に向かう途中、丹精込めて作った地図を失くしてしまった!風に飛ばされたのだろうが幸先悪くガッカリだ。本日はスマホのGPSを頼みにするしかなさそうだ。登山道に入って1つめのピーク高取山は城跡で、スダジイの巨木が2本並んでいた。次のピーク西山高取への急登を行くと展望が開け、空気が澄んでいるので関東平野と筑波山が一望できた。駅から1時間足らずでこんな所があるとは驚きだ。登山道は分岐が多く道標も多く付けられているが、確認を怠ると間違えてよそに行くかもしれない。又道標に「白石様」という謎めいた表記をよく見かけて何だ?と思っていたが、白石様に着いて謎がとけた。石灰岩に信仰の対象として付けられた名前だった。昔この一帯の石灰岩を切り出して神社の石段などに使ったそうだ。根っこ山を過ぎ急坂を登りきると大高取山の広い山頂だったが誰もいない。

そういえばまだ誰にも遭遇してない。ここでは東と西の樹木が伐採されて開けていた。北側にも谷川岳が見えるという看板があったが、よく分からない。風を避けて西側の陽の当たる場所に行って休憩する。そこからは「越生アルプス」の山並が眺められ、Imさんの食指が刺激されたようなので、そのうちあの山並のどこかを走っているかもしれない。
頂上から奇岩巡りの道に下って行くと幕岩展望台があって更に下ると展望台の下の道に沿って幕のように岩が広がっていた。博打岩や弁慶の手玉石を見て林道の分岐に来るとUターンのように曲がって桂木山の尾根まで登り返した。今日の登りはほぼ終わり、少し下ると桂木観音だった。更に階段を下りて行くと駐車場があった。ここも展望台になっていてベンチもあるのでランチタイムにした。遠くにスカイツリーと都心のビル群がまだ望める。眼下にゴルフ場が見えていてその向こうに最後に行くかもしれない竜ヶ谷山があるが… ゆず農園では有機無農薬の300円のゆずを購入した。たわわに実るゆずと別れて、最後は一本杉山のマイナールートに突入。あまり歩かれてないような雰囲気だったが迷いそうなことはなかった。山名表示はピンクテープにかかれているだけだった。

出口近くになってここにもスダジイの巨木があって大事に管理されていた。出口のお地蔵さまに着いたときは時間が押していたので竜ヶ谷山には行かずに帰ることにした。
1日を通して少し寒かったけれど、スッキリよく晴れて静かな山を満喫した。登山道は歩きやすく、展望も良く、町を挙げてハイキングコースの整備に取り組んでいるのがよく分かった。優しさを感じた山だった。




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