岩場歩行講習会(クライミング・ロープワーク)に参加して
- kitatetu
- 8 時間前
- 読了時間: 3分
●日 時 2025年7月20日(日)8:30~16:00
●場 所 飯能 天覧山岩場
●メンバー Se、Ym、Sn、Im、Iw、Eb
7月初め「岩稜・岩場の歩行ロープワーク講習」のメールが会企画として廻って来た。 夏山へ行く予定もあるし、天覧山の岩場ならそんなに怖くないし、現場でのロープワークは ずっとご無沙汰しているしと、軽い気持ちで応募した。計画表が出た。”あれ、講師が増え ている” ”クライミング装備”とある。慌てて、何年も使っていない、U さんにいただいた 岩靴を取り出す。左足が入らなかった。足の形も変化したらしい。紐をだいぶ緩めて何とか 使えるようにした。そして、以前の講習で配布された資料やクライミング本を探して、見る。 「ウーン わからない~」充分に復習する時間もなく、緊張しながら当日を迎えた。

こんな有様だったが、私は参加して良かった! 講師の先生方にはお叱りを受け、自分で もすっかり忘れているのが情けなかったが…… さて、当日。ジリジリとした夏日を浴びながら、久し振りの飯能の町を抜け、能仁寺の入 口に着く。連日の猛暑で体が持つかと心配だったが、岩場に着くと、緑に包まれた森では 以外に涼しい風が吹いている。そして誰一人いない。私達が物好きなのか? 2 班に分かれ、講師1人に生徒2人の贅沢なトレーニングが始まる。私の班の午前の部 は、Se講師による岩場通過のフォロー等。歩ける遭難者を無事に下へ降ろす方法を学ぶ。相 手への簡易ハーネス装着、支点を作り、ムンターで確保しながら降ろす。生徒は1人ずつ出 来るまで行う。次は、急な山道を一丁拳銃でかけ替えしながら、上下に移動する。このかけ 替えは、以前、私がうまく出来なかったので、今回、仕組みが分かり嬉しかった。 午後の部は、Ym講師による岩場の登下降、三点支持、懸垂下降、確保。8の字の結び方 から再指導を受け、生徒は組になり、登りと確保を行う。これも出来るまで行う。 私はハーネスへのロープ装着順を忘れていて怒られ、ハーネスのねじれを直された。

登り方・下り方は、最初のへっぴり腰が、繰り返すうちに少しはしっかりしてきて、確保の 仕方も自信が出てきたように思われたが、錯覚かもしれない。だが、岩登りの練習を始めた 頃の楽しさが、少しずつよみがえってくるようだった。とにかく手順を忘れているので、𠮟 声も飛ぶ中で授業は続き、暑さが戻って来た森の中で、いつの間にか終わりの時間を迎えて いた。反省会ではいろいろな意見や感想が飛び交い、賑やかに、そして楽しく終わった。 岩登り劣等生の私は、辛いロープワークではなく、せめてセルフレスキューを続けようと 思っていた

。だが、低くても思いがけない岩場のある山はあり、そのための技術習得や反復 練習は必要である。どこかで自分で折り合いをつけるとしても、例会で行うロープワークの 他に、このような現地での初級岩登り講習会?を年に何回か組み込んでくれるとしたら、高 齢者にも有難い事である。会員の参加者がもっと増えると良いのになぁと思う。 今回の講師の方々、参加の皆様、お世話になりありがとうございました
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